犬の体臭がきついのはなぜ?シャンプーしても臭う原因と対策7選
抱っこしたとき、ふと気になる愛犬のニオイ。 皮膚の汚れだけでなく、耳・お口・おしりなどが原因のこともあります。 気になる場所の見つけ方から、自宅でできるケア、受診の目安まで解説します。
「昨日シャンプーしたのに、もう臭う」 「毛布まで犬のニオイがする」 「以前より体臭が強くなった気がする」 ――そんな経験はありませんか?
犬には自然な体のニオイがあります。しかし、 急に強くなったニオイや、洗ってもすぐ戻るニオイ は、皮膚や耳などのトラブルが関係している場合があります。 まずは何が、どこから臭っているのかを確かめることが大切です。
愛犬のニオイ、どこが気になる?
気になる場所を開くと、確認ポイントが表示されます。
🐕 体全体・被毛
皮脂・汚れ・湿気のほか、ベタつき・フケ・赤み・かゆみがないか確認。
詳しいチェック方法へ ↓👂 耳のまわり
耳垢、赤み、頭を振る・耳をかく行動がある場合は、外耳炎なども考えられます。
受診したいサインへ ↓🦷 口のまわり
歯石・歯ぐきの赤み・よだれなどを確認。長く続く強い口臭には注意。
口臭の記事を見る →🐾 おしり付近
魚のようなニオイ、おしりを床にこする動作、腫れや痛みがないか確認。
受診したいサインへ ↓※これは診断ではありません。強い悪臭や痛み・赤み・元気の低下がある場合は受診を優先してください。
体臭対策は「ニオイの発生場所を知ること」から。
被毛全体なら汚れ・皮脂・乾燥不足、 皮膚がベタつくなら皮膚トラブル、耳なら外耳炎、 口元なら歯科トラブル、おしり付近なら肛門腺が関わることがあります。 原因によって対策は異なるため、 香りで隠す前に発生源をチェックしましょう。
犬の体臭はなぜ発生する?
犬に自然なニオイがあるのは珍しいことではありません。
犬の皮膚は、皮脂などによって守られています。 被毛についた汚れや皮脂、湿気などが混ざると、犬特有のニオイを感じやすくなります。 また、散歩や遊びでついた汚れ、濡れた被毛が原因になることもあります。
一方、皮膚の細菌・酵母(マラセチア)などが増えたり、皮膚に炎症が起きたりすると、ニオイが強くなる ことがあります。皮膚のベタつき、フケ、赤み、かゆみが一緒に出ていないか確認しましょう。
体臭がきつくなる主な原因
「お風呂不足」と決めつけないことが重要です。
皮脂・被毛の汚れ
皮脂やホコリ、散歩中の汚れなどが被毛に残ると、ニオイが気になることがあります。
皮膚の炎症・感染
皮膚のベタつき、赤み、かゆみ、フケとともに強いニオイがある場合、細菌やマラセチアなどが関係することがあります。
耳・お口・肛門腺のトラブル
体臭と思っていても、耳の分泌物、歯周病、肛門腺の分泌物などが発生源の場合があります。
湿気・生活用品の汚れ
被毛が十分に乾いていない、ベッドや毛布に汚れが残っているなどの生活環境も影響します。
アレルギーなどが背景にある皮膚炎では、二次的な細菌・酵母感染が関係することもあります。 [参考1・2]
ニオイの場所・種類からチェック
まずは「どこから臭っているのか」を探してみましょう。
-
体全体が脂っぽく臭う
皮膚の状態を確認。ベタつき、フケ、赤み、毛が薄くなった部分があれば皮膚疾患を疑う手がかりになります。
-
耳から強く臭う
耳垢、耳の赤み、頭を振る・耳をかく行動があれば外耳炎などが考えられます。無理に耳の奥を掃除しないでください。
-
口の周辺が臭う
歯石や歯ぐきの炎症などが原因のことがあります。口臭が目立つ場合は犬の口臭の原因と対策も参考にしてください。
-
おしり付近から魚のような臭い
肛門腺の分泌物が関係することがあります。おしりを床にこする、しきりになめる、腫れている場合は動物病院へ。
※ニオイの表現だけで病気を確定することはできません。 痛みや分泌物、元気・食欲の低下なども一緒に確認してください。
シャンプーしてもすぐ臭うのはなぜ?
洗い方だけでなく、洗っても取れない原因がないか確認します。
シャンプー直後はよくても、1〜2日で強いニオイが戻ってしまう場合、被毛の表面の汚れ以外に原因があるかもしれません。
皮膚が赤い・かゆい・ベタつく
マラセチアや細菌などが関係する皮膚のトラブルでは、洗うだけで解決しないことがあります。
毛の根元まで乾いていない
毛量が多い犬では表面は乾いていても根元に湿気が残ることがあります。やさしく、しっかり乾かしましょう。
シャンプーが合っていない
人用シャンプーや強すぎる洗浄が刺激になる場合があります。犬用の製品を選び、十分にすすぎます。
ニオイの発生源が別にある
耳、口、おしりのニオイは体を洗っても改善しません。場所ごとに確認が必要です。
「臭うから毎日シャンプーする」はおすすめしません。 適切な頻度は犬種、皮膚の状態、治療の有無によって異なります。 皮膚病では獣医師が薬用シャンプーの頻度を指定することもあります。 [参考3・4]
体臭が気になる犬は、毎日シャンプーした方がいい?
○か×を選ぶと解説が表示されます。
今日からできる、犬の体臭対策7選
健康な犬の普段のお手入れとして、無理なく続けたい習慣です。
ニオイのする場所と皮膚の状態を確認する
臭う場所・いつから・どんなときに強いかを記録。赤み、かゆみ、フケ、耳垢などの変化も確認します。
ブラッシングで汚れや抜け毛を取り除く
毛の絡まりをほどき、皮膚まで観察するきっかけに。皮膚に傷がある場合は無理にこすらないでください。
犬用シャンプーを適切な頻度で使う
皮膚に合う製品を選び、ぬるま湯で丁寧に洗ってしっかりすすぎます。頻度は犬の状態によって調整しましょう。
洗ったあとは毛の根元まで乾かす
タオルで水気を取り、熱すぎない風でやさしく乾燥。耳や皮膚のしわに水分が残らないように注意します。
ベッド・毛布・首輪などを清潔にする
ニオイのついた寝具や布製品を適切に洗濯。散歩後は足先などの汚れを落とし、乾かしましょう。
口・耳・おしりも健康チェック
歯磨きや日々の観察が基本。耳の奥の掃除や肛門腺絞りは必要性や方法を動物病院で確認しましょう。
年齢・体調に合う食事と健康管理を続ける
総合栄養食を基本に適切な体重と生活リズムを維持。体臭が急に変わった場合は食事だけで解決しようとせず、原因を調べてもらいましょう。
今日できることをチェック
無理なく取り入れられるものを選んでみよう。
チェック状態はページを閉じるとリセットされます。
ポイント:強い悪臭に加えて皮膚の異常があるときは、セルフケアを繰り返すより先に獣医師に相談することが大切です。
食事や腸内環境は体臭と関係する?
「体臭」と「便臭・口臭」は、まず分けて考えましょう。
愛犬の健康には、年齢や体の状態に合うバランスのよい食事が欠かせません。 栄養状態は皮膚や被毛の健康にも関係します。ただし、 体臭が強い原因をすべて腸内環境に結びつけることはできません。
例えば「便のニオイが強い」「口から臭う」「皮膚から脂っぽいニオイがする」では確認すべきことが異なります。 フードの変更やサプリメントだけで皮膚炎・外耳炎・歯周病などが治るわけではありません。
まずは食事、排便、皮膚の状態を日頃から観察して、気になる変化があれば獣医師へ。 日々のお腹の健康管理については、 犬の腸活についての記事 も参考にしてください。
動物病院に相談したいニオイのサイン
急な変化や、ニオイ以外の症状があるときは注意してください。
早めに受診したい症状
- 急に強い悪臭が出た、ニオイが日に日に強くなる
- 皮膚に赤み・ただれ・膿・出血・強いかゆみがある
- 耳から強いニオイや耳だれがあり、頭を振る・痛がる
- 肛門の周囲が腫れている、痛がる、分泌物がある
- 元気・食欲の低下、ぐったりするなど全身の異変がある
とくにぐったりしている、強い痛みがある、膿や出血が見られる場合は、様子を見続けず速やかに動物病院へ連絡しましょう。 強い異常がなくても、シャンプー後すぐ再発するニオイが続くときは一度診察を受けると安心です。
受診の際は「いつから」「どこから臭うか」「かゆみや赤みの有無」「直近のシャンプーやフードの変更」などを伝えると役立ちます。 [参考1・2・5]
毎日の健康習慣と、わんこヴィスタ
お客様の声も大切にしながら、正確な情報をお届けします。
わんこヴィスタには愛犬の体臭についてのお声も届いています。 ここでは製品の効果を断定するのではなく、実際のご愛用者さまが感じたことをご紹介します。
ラッキーちゃんの体臭について届いたご感想
ラッキーちゃん(MIX・12歳)の飼い主さまからは、以前から体臭が気になっていたものの、 わんこヴィスタを取り入れた後に「ニオイが気にならなくなった」と感じた、というお声をいただいています。
※個人の感想を要約したものです。感じ方には個体差があり、わんこヴィスタによる体臭改善や疾病への効果を保証するものではありません。
毎日の食事に取り入れやすい、植物由来の粉末サプリメント。
わんこヴィスタは、大豆・ごま・小麦胚芽・ハトムギなど、植物由来の素材と製法にこだわった犬用の健康補助食品です。 いつものごはんに混ぜて、日々の健康管理の一部として取り入れていただけます。
皮膚の感染症や耳・口のトラブルなど、体臭の原因となる病気の診断・治療に代わるものではありません。 気になる症状がある場合は、まず獣医師に相談してください。
犬の体臭についてのQ&A
Q. 犬の体臭が急にきつくなったのはなぜ?
皮膚の炎症・感染、耳やお口、おしり周辺の問題などが考えられます。急な変化やかゆみ・赤み・元気がないといった症状がある場合は動物病院に相談してください。
Q. 犬は何日おきにシャンプーすればいい?
犬種、被毛、皮膚の健康状態、生活環境によって異なります。特定の日数をすべての犬に当てはめることはできません。頻繁に洗わないと臭う場合は獣医師に確認してもらいましょう。
Q. 魚のようなニオイがするのは体臭ですか?
肛門腺の分泌物が原因のことがありますが、ほかの原因もあります。おしりをこする、舐め続ける、腫れや痛みがある場合は受診してください。