DOG HEALTH JOURNAL / ANTIOXIDANT CARE
犬の抗酸化ケアとは?
活性酸素・酸化ストレスと毎日の健康習慣
「抗酸化って、愛犬にも関係あるの?」
難しく聞こえる言葉を、仕組みからやさしく解説。
今日からできる健康管理も一緒に考えます。
大切な愛犬には、できるだけ長く、元気に過ごしてほしい。
そう願って健康情報を調べると、
「活性酸素」「酸化ストレス」「抗酸化」という言葉を
目にすることがあります。
大切なのは、活性酸素をゼロにすることではなく、
体の中のバランスを理解すること。
この記事では、研究でわかっていることと、
まだ確かではないことを分けながらご紹介します。
「抗酸化」、こんなイメージありませんか?
気になる項目を開いて、基本をチェックしてみましょう。
活性酸素は、全部なくした方がいい?
抗酸化成分を多く摂れば、健康効果も大きい?
「抗酸化作用がある」=「犬の病気に効く」?
※健康状態の診断や、製品の効果を判定するチェックではありません。
この記事でわかる3つのこと
体の働きにも使われます。過剰な状態が続くことが問題になります。
加齢や健康状態との関連は研究されていますが、単純な因果関係とは限りません。
年齢と体調に合う食事・運動・健康チェックが土台です。
01 / THE BASICS
活性酸素って何?
呼吸をして、食べて、活動する。そんな日常の中でも生まれるものです。
活性酸素(ROS)は、酸素に由来する反応性の高い物質の総称です。 犬も人も、細胞がエネルギーを作る過程などで 活性酸素を生み出しています。
実は活性酸素には、 体内の情報伝達や生体防御に関わる役割 もあります。 つまり「活性酸素=すべて悪いもの」ではありません。
活性酸素の生成と、それを調整する仕組みのバランスが崩れ、 酸化側に傾いた状態を「酸化ストレス」と呼びます。 酸化ストレスが強くなると、細胞を構成する脂質・ たんぱく質・DNAなどに影響することがあります。 [参考文献1・2]
Q. 活性酸素は、体にとって「悪者」だけである。
○か×をタップすると答えと解説が表示されます。
答えは × です。 活性酸素は体の防御や情報伝達にも関わります。 過剰な状態が続くことが問題になる場合があります。
正解! 活性酸素をゼロにするのではなく、 体内のバランスを保つことが大切です。
02 / AGING & HEALTH
酸化ストレスと加齢の関係
年齢を重ねた愛犬の変化を考えるうえで、研究されているテーマです。
犬を対象とした研究では、酸化ストレスが加齢や さまざまな健康状態と関連する可能性が報告されています。 2024年・2025年に公表された総説でも、 酸化ストレスと犬の健康に関する研究が整理されています。 [参考文献1・2]
ただし、 酸化ストレスだけが老化の原因というわけではありません。 年齢による変化には、遺伝的背景、食事、 生活環境、病気の有無など、多くの要因が関係します。
犬の年齢・体調
年齢とともに必要な健康管理は変わります。個体差も大きいものです。
酸化ストレスの研究
体内の酸化・抗酸化バランスと健康状態との関連が研究されています。
毎日の健康観察
食欲、活動量、体重、便など、日々の変化を把握することが大切です。
03 / NATURAL DEFENSE
体がもつ抗酸化の仕組み
犬の体には、もともと酸化とのバランスを保つ仕組みがあります。
体内では、SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)や カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼといった 抗酸化に関わる酵素が働いています。 これらは体の防御システムの一部です。 [参考文献1]
ここで知っておきたいのは、 体内で働くSODという酵素と、 食品・サプリメントの「SOD様」などの説明は同じ意味ではない という点です。 食品を食べたことで体内のSOD量や特定の健康効果が高まると、 自動的に言えるわけではありません。
04 / DAILY ROUTINE
今日からできる、5つの健康習慣
抗酸化という言葉にとらわれすぎず、健康づくりの土台を整えましょう。
1. 体に合うバランスのよい食事
年齢・体格・健康状態に合った総合栄養食を基本に。 特別な食事が必要な場合は獣医師に相談しましょう。
2. 無理のない運動と遊び
散歩や遊びは筋力・体重管理などにも役立つ習慣。 運動量は愛犬の体調に合わせて調整します。
3. 水分と休息を十分に
いつでも新鮮な水を飲める環境を。 落ち着いて休める場所や生活リズムにも気を配りましょう。
4. 口や皮膚などの日々のお手入れ
歯磨き、ブラッシング、耳や皮膚の確認などで 小さな変化に気づきやすくなります。
5. 定期健診と体調の記録
体重・食欲・元気・排せつなどを確認。 いつもと違う様子は、かかりつけの動物病院で相談を。
愛犬の健康チェック、いくつできそう?
できそうなことをタップ。チェックはこのページ内だけで使えます。
これらは 愛犬の健康管理全般に役立つ習慣 であり、それぞれに酸化ストレスを下げる効果が 直接証明されているという意味ではありません。 年齢や病気に応じた個別の栄養管理も重要です。 [参考文献3・4]
05 / NUTRITION
食事と植物由来の抗酸化成分
ポリフェノールやビタミンEなど、耳にしたことのある成分を整理します。
植物性の食品には、ポリフェノール類やビタミン類など、 抗酸化作用が研究されている成分が含まれることがあります。 食品の「抗酸化作用」とは、特定の条件下で観察される 化学的な性質を表す場合もあります。
ポリフェノール類
植物に広く存在する成分群。種類ごとに性質が異なり、 体内での働きについて研究が続けられています。
ビタミンE
脂溶性のビタミンで、細胞膜の脂質を酸化から守る働きに 関わります。摂取量の適切さも大切です。
植物の種子・穀類
ごま、小麦胚芽、大豆などは、多様な栄養成分を含む食品素材です。 成分量は素材・加工条件によって異なります。
「多ければよい」わけではない
特定の成分を過剰に追加することが、 愛犬にとってよい結果につながるとは限りません。
原材料に成分が含まれることと、 加工後の製品にどれだけ残るか、 犬の体内でどう働くかは別の話 です。サプリメントの選択は、研究内容・配合情報・ 愛犬の食事や持病なども踏まえて考えましょう。
06 / SUPPLEMENT GUIDE
サプリメントを選ぶ前に知っておきたいこと
「抗酸化」という言葉だけで決めず、具体的な内容を確かめましょう。
犬の酸化ストレスと栄養に関する研究は進んでいます。 一方で、研究対象となった特定の成分・用量・犬の状態と、 市販のサプリメントは必ずしも同じではありません。 [参考文献1・2]
購入前のチェックポイント
- 原材料・アレルゲン・給与目安・対象となる犬が明記されているか
- 「すべての犬に効く」「病気を治す」など、過度な表現がないか
- 普段の食事や治療内容と重複・相互作用の心配がないか
- 食事の代わりではなく、必要に応じた補助として位置づけられているか
病気の治療中、処方食を利用中、妊娠・授乳中、 子犬や高齢犬など、個別の配慮が必要なときは 事前に獣医師へ相談してください。 サプリメントは診断・治療に代わるものではありません。
07 / ABOUT WANCO VISTA
わんこヴィスタが大切にすること
原材料や製法を知ったうえで、愛犬に合うかを考えていただきたいから。
INGREDIENTS & PROCESS
素材だけでなく、
「どう作るか」まで伝えたい。
わんこヴィスタは、大豆・ごま・小麦胚芽・ハトムギなどの 植物由来素材を組み合わせた、犬用の粉末サプリメントです。 原材料の特性を考え、遠赤外線を用いた焙煎、 麹発酵、油を用いた加工などを製法の特徴として紹介しています。
ただし、こうした製法や原材料の情報だけで、 完成品の吸収率や犬での疾病改善効果が 立証されたことにはなりません。 私たちは、 商品を選ぶ前に確かめたい情報を具体的にお伝えすること を大切にしています。
原材料の確認をお願いします
本品には小麦・大豆・ごまを使用しています。 食物アレルギー、治療食、持病がある場合は使用前に獣医師へ相談し、 最新の商品ラベルをご確認ください。
よくある質問